倉のある家 上棟

山梨県甲府市で工事中の「倉のある家」が上棟しました。

(「倉のある家」に関してはこちら http://ineyama.jp/2016/12/19/倉のある家/)

写真は道路側から見た外観です。2つのボリュームが高さを変え、手前の高さの低い倉の部分と背の高い母屋の部分が見えます。

 

倉の部分はできるだけ天井高さを抑え、中庭を挟んだ母屋側に太陽光を届ける様に計画されています。

 

母屋は天井高さがあり中庭側の窓から光を取り入れます。

今回は柱・梁を見せる真壁になる予定です。柱・梁は県産材のヒノキを使用しています。

 

雨対策のブルーシートで覆われておりますが写真右側の高い棟が母屋で、左側の低い棟が倉になります。

両棟が中庭を挟んで配置されています。

中庭にはすでに既存の樹木を移植しております。

 

写真は現場で加工した垂木です。

中庭側に1m以上軒が出る計画としておりまして、化粧材として現しになる垂木は軒先にかけてテーパーをかけています。

その作業を現場で大工さんが行っておりとても大変そうでした。。

軒が出ると外観のイメージがもう少し変わるかと思います。今後もこのブログで現場レポートを続けてまいります。

 

 

 

内庭の家 地鎮祭

先日、山梨県甲府市で計画中の「内庭の家」の地鎮祭を行いました。

天気も良く気持ちのよい地鎮祭でした。

小さなお子様(2才)も最後まで頑張ってくれました。

 

敷地にはすでに地縄が張っており、敷地形状に合わせて建物が雁行している様子がわかります。

地鎮祭の後は地縄を元に窓の位置の確認を行いました。

住宅や集合住宅に囲まれていますが部分的に抜けがあり、山並みが見える甲府盆地らしい風景も望めす。

工事の様子はこちらのブログでも紹介していきたいと思います。

竣工は2018年5月末を予定しています。

 

「内庭の家」につきましてはこちら
http://ineyama.jp/2017/11/24/内庭の家/

 

 

 

内庭の家

今週末に地鎮祭をおこなう、山梨県甲府市で計画中の「内庭の家」のご紹介です。

ガーデニングやアウトドアが趣味のクライアントのために、「内庭」と呼ぶ巨大なサンルームのような空間を用意しました。

家の中に「内庭」を内包することにより、天気や周囲の家のことを気にせず気兼ねなく趣味を楽しむことができます。

外観写真右側の棟が「内庭」です。

 

配置計画は敷地形状に合わせ雁行した配置になっています。

内部を見てみましょう。

 

内部は「内庭」からの光で満たされた天井の高いワンルームの空間となっています。

ワンルーム空間の中に少し床の上がった場所や天井の低いところがあり様々な居場所をつくっています。

 

「内庭」の外壁と屋根は透光性のある素材を使用し光に満たされた空間となります。

気候の良い時期は木製サッシを開け室内と一体的に使用します。

今週末に地鎮祭を行い、2018年6月に竣工予定です。

 

紹介するプロジェクトは山梨県のプロジェクトばかりですが、他にも東京都や埼玉県でも新築住宅やリノベーションのプロジェクトも進行中です。

タイミングを見てこのブログでもご紹介したいと思います。

 

 

 

Dezeen 掲載

イギリスの建築デザインサイト「Dezeen」に山梨県北杜市で竣工した住宅「Tab House」を掲載して頂きました。

前事務所オンデザインで働いていたことや当時、掲載された住宅も紹介されていたりと、とても丁寧に記事を書いて頂きました。

お時間がございましたら是非ご覧ください。

Dezeen

http://www.archdaily.com/881835/tab-house-takanori-ineyama-architects

 

先日のArchDailyやDezeenに掲載されたことで、オランダ、アルゼンチン、イスラエル、中国、韓国、インドなど世界中の建築デザインサイトの編集者から問い合わせが来ております。

また、ArchDailyやDezeenは日本でも見ている人も多く日本の方からも反響があります。

建築情報を発信するメディアが雑誌や本だけでなくWEBも追加され、国や言葉の壁が低くなり世界中の建築をより簡単に見ることができるようになりました。

今回、世界中のサイトに掲載されたことを喜ぶと同時に、すぐに情報が消化されていくことに少し寂しさも感じます。

この建築を取り巻くメディアの中で、自分は今後どのように建築に向き合っていくのか考える良い機会になりました。

 

 

 

ArchDaily 掲載

山梨県北杜市で竣工した住宅「Tab House」が海外の建築デザインサイト「ArchDaily」に掲載して頂きました。

日本とは異なる文化圏でどのような反応をしていただけるのか楽しみです。

お時間がございましたら是非ご覧ください。

 

ArchDaily

http://www.archdaily.com/881835/tab-house-takanori-ineyama-architects