オフィス移転のお知らせ

5月上旬に横浜オフィスを、同じ神奈川県の逗子市に移転致しました。

神奈川県の中では横浜の次に大きな文化圏である湘南地域での生活を一度体験したいと思っており、今回は思い切って自宅と同時にオフィスも移転致しました。

写真は平日の逗子海岸です。この時期でも平日の海は本当に静かです。

 

新住所はこちらになります。

〒249-0005 神奈川県逗子市桜山9-2-2-208

 

 

昨今、働く場所や時間が見直される機会が増え働き方が少しずつ自由になり、それに伴いライフスタイルも多様化してきております。

私のところに来られるクライアントも移住や二地域居住(週末住宅)、趣味に特化した家など自分の生活を見つめ新しい暮らしを求めている方が多くなったと感じています。

事務所移転の欲求はそんな社会のムードやクライアントに刺激された部分も多く、自分や家族に合う生活を実現したいと感じ住む場所・働く場所を変える選択に至りました。

横浜での生活はすごく充実しており離れるのは少し寂しかったのですが毎日、海に沈む夕日を見ることができる逗子での生活に喜びを感じております。

 

建築だけでなく生活もしっかりデザインすることを意識し、今後は海(逗子)と山(山梨)の中で建築と向き合っていきたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

第21回木材活用コンクール 優秀賞 受賞

「山香煎餅本舗 銀座店」が第21回木材活用コンクールで優秀賞(日本インテリアプランナー賞)を頂きました。

沢山の有名な店舗が立ち並ぶ銀座という地でチャンスをくれたクライアントや、難しい工事を少ない工期で引き受けて頂いた工務店さんなど、関係者の皆様には改めて感謝を申し上げます。

 

受賞作品はこちらでご覧下さい。

第21回木材活用コンクール
https://mokusei.net/mkc/第21回木材活用コンクール受賞作品/

 

銀座のような場所で無垢のヒノキ材(素地)のみで内装を構成することは、クライアントの理解がないと成しえなかったと思います。

無垢の木は経年変化で変色したり、節があったり、割れたり、反ったりする可能性があります。

上記のことは本来、木が持つ特性であり当たり前のことです。

そのことを世の中の方にもっと理解頂ければ、無垢の木が経年変化することをデメリットとして感じずに、街中にもっと木材があるれるのではと想像してしまいます。

今後も少しでも木材の魅力を伝えることができる様な建築をつくっていきたいと思います。

 

 

 

LiVES 2018 APR. & MAY vol.98 掲載

3月15 日発売のLiVES(ライヴズ)2018年4月号 vol.98に「施主の期待を超える! 30代建築家指名リスト」という企画でピックアップして頂きました。

「期待を超える!」とかなりハードルが高いですが、、これからも真摯に建築と向き合っていきたいと思います。

 

宜しければ本屋さん等でお手に取ってご覧下さい。

 

 

 

 

倉のある家 完了検査

山梨県甲府市で工事中の「倉のある家」の完了検査に行ってまいりました。

(「倉のある家」に関してはこちら http://ineyama.jp/2016/12/19/倉のある家/)

写真はリビングから中庭を挟んで倉を見たものです。

開口部は無垢ヒノキの柱・梁でアルミサッシができるだけ見えない納まりとしています。

写真では確認できませんが左側に富士山も見えます。

 

リビングからダイニングとキッチンを見た写真です。

大きな開口からは暖かい日差しが入ってきます。

普段は大壁が多いのですが、今回は真壁とし県産材のヒノキを現しとしました。

 

簡単ですが家に合わせ照明器具もデザインしました。

既製品の陶器のソケットにレーザーカッターで切り出したシナ合板のリングを取り付けたものですが、とても安価に作成できました。

 

中庭は既にクライアントによって植栽も終わっておりこれから新緑の季節が楽しみです。

隣のぶどう畑も借景として取り入れております。

 

引越しの片付けが落ち着き緑が出てきましたが竣工写真を撮影する予定です。

写真ができましたらHPにアップしたいと思います。

 

 

「倉のある家」の完了検査と同じ日に「内庭の家」の中間検査もありました。

 

こちらはまだ上棟したばかりですが、上棟し少しペースを上げて進んでおります。

今後もレポートを続けていきたいと思います。

 

 

 

内庭の家 上棟

山梨県甲府市で工事中の「内庭の家」が上棟しました。

(「内庭の家」につきましてはこちらです。http://ineyama.jp/2017/11/24/内庭の家/

お施主さんと工務店さんと一緒に簡単な上棟式を行いましたのでその様子のレポートです。

 

写真は南側の道路からの外観です。

道路から見ると敷地にあ合わせて3棟のボリュームが雁行している様子がわかります。

 

内部は非常に大きなワンルーム空間となっております。

真ん中の棟がLDKとなっており、本日はここでお施主さんにご用意頂いたお弁当を食べました。

天気が良かったため暖かくとても気持ちの良い時間でした。

 

内庭の部分です。

実際はもう少し透過性のある屋根と外壁に覆われる予定ですが白いシートのお陰で、すでに実際の空間をイメージできる状態になっています。

 

非常に天井の高い部屋は気持ちが良く、内壁がほとんど無いこの家は上棟した状態の部屋の大きさが竣工まで保たれます。

現場の様子は今後もこのブログでレポートを続けてまいります。