Tab House

 

先日、敷地調査を行った山梨県北杜市のプロジェクトのご紹介です。(敷地調査の記事はこちらです)

緩やかな勾配のある敷地に建つ若い家族のための住宅です。

クライアントは現在東京にお住いの方で、山梨県の北杜市に移住することになりご相談を頂きました。

 

家が大きな庭、更にはその先の風景とつながる様に、内部と外部の間について考えました。

具体的には、庭での行為(東屋でくつろいだり、高い所で遠くを眺めたり、洗濯物を干したりetc..)を建築の立面に貼り付け、内から外に向かい様々な半屋外空間が伸びる構成としました。

そうすることで内部と外部の距離が縮まり、内部の生活が大きな庭や広大な風景と密接な関係を持つことができます。

都内では体験できない自然との関わりをより多様な場面で感じることができると思っております。

上の写真が模型写真、下の画像がコンセプトを示すスケッチです。

 

2016年夏の竣工を目指し現在、実施設計に入りました。

今後もレポートを続けていきます。

 

 

 

Tab House コンセプト

内観イメージ(模型写真)