ガーデン国立

東京都国立市に建つ築46年の集合住宅の1室のリノベーション。

各住戸が2階建ての独立した庭を持つテラスハウス形式の低層集合住宅で、長い間国立駅から続く大学通りの景観の一部を担ってきた。既存のプランから大きな変更をせず1階は家族の集まるダイニングを中心に構成し、2階は3つの個室を配置しプライベートな空間とした。クライアントは洋服を扱う仕事をしており、家族のいない昼間はリビングに仕事道具を広げ仕事場としている。

住戸内はすでに何回か改修工事を行なっていたが竣工当時のオリジナルの建具や造り付け家具、手すりや照明などまだ使える状態で残っていた為、当時のものを積極的に使い、新しく使う建材も竣工当時のインテリアに寄せる形で選択していった。

国立の景観の一部となり近所の人たちに愛されている集合住宅である「ガーデン国立」。当時から続くオリジナルを尊重し過去を未来につなぐ新しくも古いリノベーションの計画。

facade

entrance porch

entrance

entrance

2F

2F

計画地:東京都国立市
竣工:2023年
用途:専用住宅
規模:RC造2階建て(改修)
延床面積:94.81㎡
設計:稲山貴則建築設計事務所
施工:株式会社金野建設
撮影:鳥村鋼一